理科モデル授業のイメージ
本ページでは,理科モデル授業のイメージを,大学での授業記録により紹介します(公開の承諾を得ています)。
中学校教員による大学生向けの示範授業
日付:2021年6月9日
授業名:中学校第1学年・身のまわりの物質とその性質「白い粉の区別」
授業者:埼玉県長期研修教員・永島大輔(熊谷市立中条中学校教諭)
育む資質能力(学習目標):
★物質の性質に関する知識や実験技能を活用しながら,白い粉を区別するための実験を計画している。(思考力・判断力・判断力・表現力等)
★白い粉を区別する方法について,協働し粘り強く取組み考えている。(学びに向かう力・人間性等)
授業概要:
本単元の身のまわりの物質では、日常生活に関連した場面設定をし、物質の性質を科学的に探求させる観察、実験を行って物質の性質を見出させるとともに、科学的にみる見方や考え方を育てていきたい。
本時では、白い粉を区別するための実験計画を立てさせる。協働的な学習を充実するため、各班で白い粉を区別する方法を考えさせ1枚の紙にまとめさせる。その後実験計画の発表を行って他の生徒の考えを共有し、自分たちの班の計画を検討・改善させる。1年生にとって実験計画を立てることは難しい。目的意識を持って、課題を設定し、結果を見通しながら実験計画を立てるプロセスを、この時期に体験させ、「構想する」資質・能力を育成したい。そのためには、できるだけ身近な物質を使い、グループで話し合いをさせながら課題解決を進める。なるべく生徒が考えた実験方法を採用し、生徒に意思決定の機会を 与えたい。また、見通しを持てるように教師が適宜声がけをしていく。
授業ビデオ(事前説明2分+授業50分)(youtube)
(動画・音声の収録方法については随時改良を続けています)
指導案・配布プリント等協議会の概要(モデル授業後の協議会の概要をを以下の観点で記載します。):
①授業者の説明等
②モデル授業についての協議
③参加者からの情報
④主催者からの情報