令和5年度研究報告会記録
令和5年度研究報告会
参加者の感想から「サイエンスショーを教員という立場の方がされているだけあって、楽しむだけでなくとても勉強になった。」「ICT化が進む中で、改めて実物を見せる素晴らしさを実感することができた。今後の授業で大切にしていきたいと思う。」
日 時:2024年3月16日(土)14時~17時
主会場:岐阜大学教育学部
概 要:
概要記録(pdf)(1) 開会
[動画] 主催者挨拶(中村 琢 岐阜大学教育学部准教授)
[動画] 令和5年度研究報告(小倉 康 埼玉大学教育学部教授、研究代表者)
・「令和5年度研究報告書」(pdf 約26MB)(2) 特別企画「華井章裕氏のサイエンスショーから理科教育を考える」
[動画] 講師紹介(中村 琢 岐阜大学教育学部准教授)
華井章裕氏
岐阜県岐阜市出身。岐阜大学教育学部化学科卒業。37年間岐阜県の公立高等学校で理科(化学)教師を務める傍ら、小中学校や地域の方々を誘ってサイエンスのおもしろさを伝える活動に尽力され、ぎふサイエンスフェスティバルの立ち上げ、NPO法人「サイエンスもの作り塾エジソンの会」設立、「ぎふ親子ほのぼの推進ネットワーク」設立など,科学教育の底上げと普及に尽力されました。また、東北大震災の被災地をはじめ、離島やへき地学校などで科学教室を開催されました。これらの功績に対して日本化学会化学教育有功賞,岐阜県地域教育賞などを受賞されました。
参考 華井氏が執筆された実験書「かがく実験出前講座」(まつお出版)、「今日の実験」「増訂版・今日の実験99」「ザ・サイエンスものづくり倶楽部」(自費出版)、「化学のレシピ―化学演示実験カード-」(岐阜県高等学校理化教育研究会)、「TheサイエンスものづくりMap」等
第一部 「体験型サイエンスショー」
20年以上にわたり実施して来られたサイエンスショーを、お二人の同志とともに実演いただいた。小学生を想定対象者として、見せるより「自分でやってみること」に重点を置いて「やって楽しい」「理科は楽しい」ことを伝える数多くの科学的体験が紹介された。
[動画] 挨拶と事前説明 華井章裕氏(NPO法人サイエンスもの作り塾エジソンの会代表)助手 広瀬弘氏、杉山雅一氏
[動画] サイエンスショー
・ペンシルバルーン ・風船割り ・浮沈子 ・水が消える ・紙コップがジャンプ ・綿火薬が燃える ・圧力の不思議 ・うがい薬の変化 ・時計反応 ・ビニル袋に鉛筆 ・空気砲の煙りの形 ・燃える水 ・指マッチ ・ミョウバン水の変化 ・フィルムケースから糸 ・象の歯磨き粉
第二部 華井氏が大切にしてこられたこと「サイエンスに踊らされて○ン十年」
①科学工作の部
・巨大万華鏡 ・四次元からの水 ・パイプオルガンとホバークラフト ・からくり万華鏡 ・写取る万華鏡 ・空気砲
②イベントの部
・サイエンスフェスティバル in 柳津 ・ぎふサイエンスフェスティバル ・柳津緑道公園どんとこいまつり ・柳津科学実験教室 エジソンを目指せ ・乗鞍青年の家 グリーンフェスティバル ・名古屋市でんきの科学館 ・子どもと科学技術の架け橋 ・サイエンスものづくり倶楽部
③表彰の部
・岐阜県地域子ども支援賞(ぎふ親子ほのぼの推進ネットワーク・子どもフェスタ) ・生き生きシニア活動
④ベルマーク教育助成財団の支援
・東日本大震災の慰問 ・へき地学校理科実験教室
上記の内容を対話的に紹介していただき、主催者や参加者からの様々な質問に優しく丁寧に回答していただいた。
[動画] 華井氏との対話
・講演資料1(pdf)・講演資料2(pdf)
和やかに対話しながら、主催者や参加者からの多様な質問に優しく丁寧に回答していただいた。
(3) 閉会
[動画] 主催者挨拶
(4) 参加者アンケートの結果(有効回答15件)
・アンケート結果(n=15)(pdf)