プロフィールと研究業績
昭和38年のクリスマスイブに広島市で生まれました。貧しい暮らしながらも,自然豊かな環境で様々な生き物と戯れて年少期を過ごしたことで理科が大好きになりました。高校で出会った恩師に憧れ物理教員になろうと広島大学教育学部に進みました。そこで恩師・武村重和教授の下で卒論,修論に取り組むうちに理科教育研究への興味が高まり,博士課程に進学し研究者の道へと進みました。
研究室の助手を5年務めた後,国立教育研究所の物理教育研究室研究員となり,以後16年間国の教育行政に関わる様々な研究調査を担当しました。そして,平成23年4月に埼玉大学教育学部の教員となりました。
プライベートについては,野球はカープ特に山本浩二の大ファンでしたがスポーツよりも音楽の方が得意で,中学高校大学では吹奏楽でトランペットを吹いていました。3人の子どもたちが年少のうちは,家族でキャンプに出かけたりして自然に親しむことが趣味でしたが,彼らが成長してからは良い意味でも悪い意味でも仕事が趣味のような生活をしています。
令和2年4月から3年間、教育学部附属幼稚園長を兼任しました。幼児期の子どもたちが身のまわりの事物現象と関わりながら対話的な環境で成長していく姿には大変興味深いものがあります。理科を専門とする園長として、ビオトープを設置して生態系の変化を観察したり、果樹や草花を増やし、園内樹木にネームプレートを掛けたり、夜間に自宅の園児向けにオンラインで星空観望会を開催したりと、自然環境との触れ合う機会を充実させながら、子どもたちのセンス・オブ・ワンダーの芽生えを実感することができました。幼-小-中-高-大-院-社会人と、人の成長に理科教育の立場から直接かかわれることをこの上なく嬉しく感じています。
もうしばらくは埼玉大学教員として、理科教育の研究と教育の発展に尽力します。
私の詳細なプロフィールとこれまでの研究業績,社会的活動等は以下のサイトでご覧いただけます。
[研究業績等]
全国研究者総覧researchmapより(外部リンクです)
埼玉大学研究者総覧より